
製本のプロの方をお招きしての講座です。
タテ約4.5㎝×ヨコ約3.5㎝の豆本を作ります。
10月19日、百々活版の西沢先生を講師にお迎えして「豆本を作ろう」を開催しました。タテ約4.5cm×ヨコ約3.5cmの小さな本をつくります。
まずは見返しと呼ばれる、本の中身の部分と表紙の部分を繋ぐ紙を、のりとボンドを合わせた接着剤を筆で塗りながら、本の中身の部分に貼っていきます。今回は本の中身の部分は先生があらかじめご用意してくださったものを使いました。
続いて、本の背表紙を補強する「背固め」という作業です。本を開いたり閉じたりするときに一番力が加わる場所が背表紙なのだそうです。竹串で少しずつボンドをつけて、寒冷紗やクーターと呼ばれるパーツを順に貼り付けて補強していきます。小さなパーツばかりでしたが、皆さん上手に作業していました。
次に、本の表紙を作ります。表紙用の布に表紙・背表紙・裏表紙の芯になるボール紙を、ゲージを使って位置を測りながら貼って、くるんでいきました。
表紙が出来たら、最後に本の中身をくっつけて豆本の完成です!「楽しかった」「素敵なのができた」と、お子さんも大人の方も楽しんでいただけた様子で良かったです。
西沢先生、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
